エレキギターには大きく3つのタイプがあり、以下の特徴があります。こだわりが無い場合は見た目などで選んでも良いですが、適切な弦高とビビリ音が出ないものを選ぶことが重要です。これは値段や新品中古に関わらず必ずチェックしましょう!最重要と言っても良いです。
エレキギターの一般的な弦高の目安
・12フレット上でのフレットと弦の隙間は、1弦で1.2~1.5mm程度。
・6弦で1.5~1.8mm程度が適切です。
弦高の目安に該当し、押弦してもしっかり音が出ることが条件です。
初心者セットを始め、ネットで販売されているギターは避けたほうが良いでしょう。以前ネットで購入された生徒さんで、初心者セットのエレキギターの弦高が非常に高く、適切な高さに調整してもビビリ音が解消されませんでした。そのため、どのフレットを弾いてもビビリ音ばかり鳴り、結局元の高さ位まで戻さざるを得ませんでした。
とはいえ、お店でいきなりこの確認は出来ませんので店員さんと共にしっかりと確認して購入しましょう。
エレキギターの3タイプ
1. ストラトキャスターの特徴
・ボディ上部の両側が左右非対称にツノのような形で飛び出ています(ダブルカッタウェイ)。この設計によりハイフレットが弾きやすくなっています。
・ネックは割と細めのものが多く、殆どのモデルにはトレモロアームが付いています。
・重量が軽く、持ったときのバランスが良いことも特徴です。
2. テレキャスターの特徴
・弦をボディの裏から表へ通してブリッジからヘッドに向けて張る「裏通し弦ボディ構造」を採用しています。この構造により弦の振動をボディへとより強く伝えることができます。
・弦のテンションが強めになっており、チューニングが狂いにくいというメリットがあります。
3. レスポールの特徴
・豊かな低音と太い音色を持ち、ロックやブルースなどのジャンルに最適な音質を提供します。
・高いサステインを持ち、長時間音が持続し、深みと厚みのある音を出すことができます。
・重量は重く、持ったときのバランスは取りにくいかもしれません。