本日ヴァイオリンの教本を店頭で見て買いました、と言っても私はヴァイオリンが弾けるようになりたい訳ではなくてこの本がどのようにしてこれから習う者を導いていくのかその過程をもう少しゆっくりと時間をかけて分析してみたく購入したのです。
レッスンではいかにシンプルに分かりやすく伝えるかが私の役目の1つだと思いますが、こうした別の楽器などの目線から見つめることも考えの整理や違ったアプローチがあるのではないかと思うのです。
人は眼の前にある情報が多すぎると何が重要か判別が難しくなります。レッスンでも生徒さんによってその違いはありますし私の想定外でなかなか進むことが難しくなることもあり、その都度私もなぜそうなったのか勉強になることもあります。
ウクレレやギターは幅広い年代の人がレッスンに通ってきて下さいます。同じ事柄を同じ説明の仕方をしても年代によっては伝わらないこともあり工夫や使い分けが必要だということも実際のレッスンで勉強になったことの1つです。
また、ソロウクレレやソロギターとなると一気に内容が濃く複雑になる一方で、市販されている教本はというと情報や色んな弾き方が詰め込みすぎていたり内容にそぐわない選曲などすっとばした物が多く、レッスンで扱う際には内容の取捨選択をすることもあります。
復唱になりますがいま現在何を出来るようにするか、そしてどう伝えるか、その為にこうした違ったものから見つめる作業も大切にしています。