Q.コードが押さえられるようになり弾き語りが少しずつ出来るようになってきたのですが、繰り返し戻ったり飛んだりする記号がなかなか覚えられません。歌詞が付いていればなんとか追う事が出来ますが歌詞が付いていない所ではさっぱりになってしまいます。 |
A.1つの楽譜の中で1度にこれら全ての記号を覚えるには無理があります。数あるコードを少しずつ覚えたのと同じようにこのリピート記号なども1つずつピックアップして覚えれば難しいものではありません。1度に全部を覚えようとは思わないで1つずつ覚えていきましょう!
リピート記号
まず始めに覚えるのはリピート記号、その名の通り繰り返す。
④小節目の右端にある『点と太線がリピート記号』です。繰り返すので④まで進んだらまた最初の①に戻ります。
演奏順 ①-②-③-④-①-②-③-④
リピート記号に挟まれた小節は挟まれた小節のみ繰り返します。
演奏順 ①-②-③-④-③-④
1カッコ、2カッコ
また、リピート記号はカッコを併用することが多いです。最初は1がついたカッコに入りリピート記号で戻る(上記の例はリピート記号に挟まれてはいない為最初に戻る)、次は1カッコには入らず2カッコに入る。
演奏順 ①-②-③-④-①-②-⑤-⑥
1つずつ覚えましょうと言いつつここでは便宜上、複数例を挙げましたが出てくる頻度で言えば3つ目の1カッコ2カッコを使ったリピートでしょうか。演奏する前に1度確認をして順番に覚えましょう!
まとめ
- リピート記号のついた小節に辿り着いたらとにかく最初に戻る。
- リピート記号に挟まれた小節があったらまた必ずその場所にのちほど戻ってくることを示唆している。
- 1カッコのおわりには必ずリピート記号がついてくる。
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