Q.ギターのコードでウクレレもピアノも弾けますか?例えばCコードは楽器が違っても弾けるものなのでしょうか? |
A.はい、弾けます!きっとコードの意味が分かれば少し理解するにはそれほど難しいことではありません。
コード(和音とも言う)は複数の音を同時に鳴らすこと、そしてその複数の音の組み合わせにより Cとか G7、Fなどと名前が付きます。
例えで挙げていた Cコードを構成する音の組み合わせは『ド、ミ、ソ』です。
ピアノでもウクレレでもドミソを同時に弾けばこれらはすべて Cコードと言えます。ですので”ギターのコード”という言い方は少し間違っています。
ギターやウクレレではおなじみのダイアグラムも上記のように現せば分かるように、押弦する事でドミソだけが鳴る状況を作り出しそれを Cコードと呼んでいるのです。
これらの説明を一切省いているのでギター/ウクレレでのコードはどこを押弦するか丸暗記のものになってしまい、今回のような質問が起きるのも不思議ではありません。
さて、ついでにもう少しだけ踏み込んだ話しをします。
Cコードを成す構成音はドミソとわかりました。押弦する場所がどうであれドミソであれば Cコードと呼ぶので下記のような押弦もあります。
ダイアグラムにある数字はフレット数です。左のギターでは8フレットで、右のウクレレでは3フレットで、示している通りに押さえる事で Cコードになります。
1つのコードとっても押弦する場所、組み合わせは何通りも出来てしまう為、出来るだけ簡易に押さえられる形を各コード並べたのが皆さん1番目にするコード一覧表ではないでしょうか。
まとめ
- コードは複数の音の組み合わせにより名前が付く。
- ギター/ウクレレは押弦する事でコードの状況を作り出している。
- 1つのコードの押弦は1つではない。
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