Q.楽譜が読めてもタブ譜は必要ですか?小学校の時からピアノをやっていたので読めます。今度ギターを始めようと思うのですが、楽譜だけでなくタブ譜も覚えなくてはいけませんか? |
A.結論から言えば不要ですが使いようによっては参考程度に覚えておいても良いかもしれません。ただしタブ譜のみの楽譜を見て弾く事はオススメできません、五線譜と並列しているタブ譜が望ましいです。
タブ譜はピアノで言えば鍵盤の図の様なもので『6本の横線と数字』で押弦する場所、弾く弦を示しています。
つまり、タブ譜には視覚で得られる音程の情報、音の高低などが見えづらいという欠点があります。
そしてこれまたギターを始め弦楽器全般、押弦する場所によりどの音程が出るのかピアノのように視覚的には分かりません。
しかも1つの音程、例えばギターでの①弦の開放弦の音【 ミ 】は②弦5フレット、③弦9フレット、④弦14フレットでも同じ音程が出ます、他の音程においても同等にあります。
これらは和音の組み合わせや前後の流れにより押弦する場所が変わってきます。
何曲、何パターンもの数をこなせばどの場所を使って押弦し弾くのか、タブ譜がなくても瞬時に判断出来るようになりますが慣れないうちは五線譜を中心にタブ譜を参考にすることは良いと思います。
しかし、五線譜のみでも指番号や押弦する場所などの情報も記してあったりするので根気よくやっていけば読み解くことも出来ますよ。
まとめ
- タブ譜は『6本の横線と数字』で押弦する場所、弾く弦を示している。
- タブ譜には視覚で得られる音程の情報が無い。
- 弦楽器は1つの音程が多数存在し、和音の組み合わせや前後の流れにより押弦する場所が変わる。
- タブ譜は不要ではあるが参考程度に活用するのは全然あり。
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