Q.ソロ・ウクレレが弾きたくてメロディ弾きを練習しているのですが、高い音が出てくるとどの指で押さえるのか分からないです💦 |
A.例えば次のようなタブ譜は一番低いフレットが3で最も高いフレットが10とかなり幅が広く、色んな指使いが考えられそうです。
ソロ・ウクレレになれば和音も合わさってより複雑になりますがここではこのタブ譜を元に単音での指使いを見てみましょう。
まず1番避けたいのは左手が左右に動き過ぎることで安定した押弦が出来なくなること、毎回違う動きをすること。
ですのでその裏返しとして左手が動き過ぎない、押弦する指をしっかり決めることが大事だと思います。
【1小節目】
ポイント1⃣人差し指を基準に、届く範囲で一度に多くのフレットが押さえられるように親指以外の4本を使う(同じ指ばかりを使い続けない)。
ですので①弦7・7・8・10の箇所は7には人差し指を基準に、8が中指、(9はないですが薬指)、そして10を小指と各フレットごとに1つずつ指を充てるように押さえます。
【2小節目】
ですので①弦10・8・7は1小節目の逆をたどるように10を小指・8を中指・そして7を人差し指にしましょう。
問題は次の5を何指にするか?
7にある人差し指を5へ移動と言いたい所ですが、そうした場合に次の3小節目始めの3へまた移動しないと押さえられません。ですのでこの5は中指(もしくは薬指のどちらか)にしましょう。
ポイント2⃣届かない範囲は人差し指の位置を変え、新たな場所でポイント1⃣と同様にする。
【3小節目】
そうした場合①弦3・3・5・7の3は人差し指が届き、5は中指(2小節目で薬指にした場合は薬指)、そして7を小指にします。
ポイント3⃣そうすることで左手の移動を出来るだけ少なくする。
【4小節目】
①弦7・5・5は3小節目の逆をたどるように7を小指、5は中指(または薬指にした場合は薬指)になります。
結果、4小節を通して並べると以下のようになります。
ウクレレ楽譜の大半はタブ譜が必ずというほど記載されていますがそこに左指の押弦指示はほとんど書かれていません。
プレイヤー各々の判断に委ねているのでしょうがなかなか難しい所がありますよね。
特に上記のような横に幅広く動く場合は正解が1つと限らない場合があったりします。
注意深く指の動きを考えてみてください。
コメントをお書きください